12月 182014
 

日刊ゲンダイ によると。

 中国元が円に対して2年前に比べて4割以上も高騰している。日本を訪れる中国人旅行客の羽振りの良さは半端でなく、銀座や秋葉原の百貨店や免税店で商品を“爆裂買い”している。彼らは一体何を買っているのか。

 師走の銀座・中央通り。国内最大規模の免税店「ラオックス銀座本店」の店舗前には、大型の観光バス2台が横付けされていた。慌ただしく降車した中国人旅行客が、次々と免税店に吸い込まれていく。

「集計はまだですが、昨年から比べて中国からの来店者数が急激に伸びていることは確かです」(「ラオックス」広報担当・池田季果子氏)

 旅行情報誌「じゃらん」の調査によると、日本を訪れる外国人の平均旅行費用(1人当たり=お土産代含む)は、約20万8000円。金額の多いアメリカ人の28万4000円に比べても、中国人は45万3000円と突出している。急激な円安元高に加え、10月から消費税の免税対象が化粧品や食品などにも広がったことも、中国人の購買意欲を刺激しているようだ。

 国内に免税店は、9361店(10月現在)あり、この半年で1・6倍の急増ぶり。うち東京だけで3268店もある。外国人がパスポートなどを提示すると、消費税や酒税、たばこ税などが免除される仕組みだ。

■南部鉄器が隠れた人気

 ラオックスでは何が売れているのか。売れ筋の1位は、炊飯器を筆頭にした「家電」(下記参照)。2位はセイコーやシチズンなどのほか、海外製も含めた「時計」。海外の高級時計は中国国内でも売られているが、関税を考えると、日本で買った方が安上がりだという。

「日本の民芸品も喜ばれます。中でも岩手県の南部鉄器は2010年の上海万博で話題となったこともあって、お土産として高い人気を誇ります」(前出の池田氏)

 一方、観光庁によると、中国人旅行者の購入単価(今年7~9月)が高いのは、上から「カメラ・ビデオカメラ・時計」(8万1014円)、「電気製品」(5万2174円)、「化粧品・香水」(3万2902円)、「医薬品・健康グッズ・トイレタリー」(2万7771円)となる。銀座にある大手ドラッグストア「マツモトキヨシ」では、数万円単位で買い物をする中国人をよく見かけるが、中身をのぞくと、蒸気で目を温める「めぐりズム」(花王)や冷却シート「冷えピタ」(ライオン)などをまとめ買いしていた。

「日本製のお菓子で人気なのは、『白い恋人』と『東京ばな奈』が圧倒的です。味もさることながら、白い恋人は数年前に中国のテレビで紹介され、人気に火がつきました」(免税店の店員)

 日中関係が冷え込む中、日本を訪れる中国人は昨年の131万人から今年は10月の時点で200万人を突破している。
 円安が続く限り、中国人による爆裂買いは続きそうだ。

【ラオックス・売り上げランキング】
(1)家電(炊飯器など)
(2)時計(国内外メーカー)
(3)化粧品(基礎化粧品)
(4)カメラ(デジタル一眼レフ)
(5)日用品(ステンレスボトル、爪切り)
(6)民芸品(南部鉄器)
※14年1~11月

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