12月 212014
 

日刊ゲンダイ によると。

 今月17日の名古屋での大雪は、東京でのドカ雪を暗示している――。気象専門家の間で、厄介な予測が浮上している。今シーズンの東京は、名古屋の積雪20センチを上回るような大雪が春先まで相次ぐというのだ。

■エルニーニョもどきの影響

 日本海側に比べて雪が降りにくい太平洋側の東京が雪に覆われるのはなぜか。

 海洋研究開発機構アプリケーションラボ所長の山形俊男氏が言う。
「気象庁は、ペルー沖の海水温が上昇するエルニーニョ現象から暖冬を予測したのですが、海水温を詳しく分析すると、水温が高いエリアは太平洋の中央で、ペルー沖は低く、エルニーニョとは微妙に異なる“エルニーニョもどき”です。このケースだと、北極を中心として鉢巻き状に反時計回りに回る偏西風が、日本付近で南に蛇行します。蛇行した部分に吹き込んだシベリアの寒気に、北海道から九州まで広く覆われるため、日本海側の豪雪地帯だけでなく、太平洋側でも雪が降りやすいのです」

 名古屋の大雪が、東京での被害を暗示しているのは、こんな理屈。偏西風の蛇行は月に2、3回起こるが、そうでないときも油断禁物だという。

「エルニーニョでも、モドキでも、太平洋の海水温が高いので、湿った空気が日本に南から入り込んできます。それで、大気が不安定になると、日本列島の太平洋側に低気圧が発生。その低気圧の西側は北からの寒気が吹き込んでいるため、太平洋岸で湿った空気と寒気がぶつかって大雪が降るのです。蛇行していないときも要注意なのはそのためですが、そこに蛇行が重なると、低気圧は進路を阻まれて停滞し、太平洋側での大雪が長期化します。このタイプの低気圧は春まで発生しやすく、今シーズンの東京は要注意です」

 偏西風の蛇行や低気圧の影響が3月まで続くとすれば、東京はあと10回くらい大雪に襲われることになる……。

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