2月 262015
 

Mocosuku Woman によると。

厚生労働省が2014年7月31日に発表した調査によれば、2013年の日本人の平均寿命は、男性が初めて80歳を超えて80.21歳。女性は86.61歳で、1985年から連続世界一位を守っています。
でも、単に長生きすればいいというものではありません。認知症や寝たきりになってしまっては、人生を楽しむことができません。
最近、アメリカで認知症の謎を解く手がかりになるという一見、不思議な、それでいて希望の光となりそうな研究が発表されました。

認知症の謎が1つ解明!80歳を超えても認知症にかからない人の特徴とは?

◆新発見! 大脳皮質の厚さが、記憶力に関係していた!
研究者たちは、80歳を超えても50~60代の人たちと変わらない記憶力を持つ「スーパーエイジャー」と呼ばれる人たち12人に対して脳のMRIスキャンを含む様々なテストを行い、また5人の遺体の脳を解剖しました。その調査結果が、アメリカの神経学会誌JournalofNeurologに発表されました。
認識神経学とアルツハイマーセンター(CognitiveNeurologyandAlzheimer’sDiseaseCenter)で、この研究を統括するChangizGeul研究教授によれば、そもそもスーパーエイジャーの脳は、同年代の普通の人と比べると、構造自体や神経系統の結びつきに違いがあるというのです。一例をあげるなら、彼らの一部は、脳内で集中力をつかさどる前帯状皮質と呼ばれる部分が、より若い世代と比べても厚いそうです。つまり大脳皮質が厚いほど記憶力がよい可能性があるという新たな発見がなされたのです。

◆たんぱく質の「もつれ」が脳細胞を減らす
この研究には参加していないクリーブランドのBrainHealthandMemoryCenteratUHCaseMedicalCenterのAlLerner博士も、この説に賛成しています。彼によると、大脳皮質の衰退は認知症における貴重なマーカーなので、逆に言えば皮質が厚いほど認知症になる可能性が下がるかもしれないというのです。
またGeula研究教授によると、「細胞内で形成されて、細胞を死滅させるたんぱく質の『もつれ』が、同年代の人に比べるとスーパーエイジャーには少ない。この『もつれ』や大脳皮質の厚さと認知症の関係に関しては、より一層の研究が必要だろう」ということです。

◆特殊なニューロンを、3~5倍も多く持っていたことが判明!
人間、年をとると頑固になり、他人の意見をききいれなくなりがち。でもスーパーエイジャーたちは、社会との関係性が良好に保たれています。前述の研究結果によると、彼らはフォン・エコノモ・ニューロンという特殊なニューロンを、普通の高齢者や軽度の認知症患者と比べて3~5倍も多く持っているそうです。
スーパーエイジャーとは、一言でいえば、記憶力と協調性を兼ね備えた人たち、そういっても過言ではないでしょう。この分野は、さらなる研究成果が期待されています。

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