5月 312015
 

日刊ゲンダイ によると。

 政府は29日、活動火山対策特別措置法の改正案を閣議決定した。気象庁が常時観測する火山の対象を47から50に広げ、周辺自治体などに避難計画策定を義務付ける方針だ。くしくも、この日は鹿児島・口永良部島が爆発的噴火。火山活動への警戒感は高まっている。

 戦後最悪の57人の死者を出した御嶽山が噴火したのは昨年9月のこと。西之島は今なお噴火活動が続き、今年に入ってからも箱根山や蔵王山の噴火警戒レベルは上がったままだ。一体、“火山列島”に何が起こっているのか。

「3・11以降、列島の太平洋側に位置する『フィリピン海プレート』にストレスがかかり、御嶽山の噴火や箱根山の活動を誘発しました。プレートにかかるストレスが、マグマだまりに刺激を与えることで噴火は起こります。御嶽山や箱根山は、すでにある程度ストレスが解消されていますが、今はそれが徐々に南下している。今回の口永良部島の噴火は、九州南部にストレスが到達したのが原因とみられます」(琉球大名誉教授・木村政昭氏=地震学)

 口永良部島や御嶽山、箱根山は常時観測してきた47火山に含まれていたが、他にも“危険”な火山はありそうだ。

「私は10年ほど前から、主だった火山の火口写真を観測していますが、マグマに火口底が押し上げられた状態のものがいくつか見つかりました。プレートにマグマが押し上げられると、火口の底面がせり上がる。噴火の準備が整いつつある状態です。霧島山や雲仙岳、阿蘇山など、九州にある火山は、目視で確認できるほど火口底が押し上げられていた。また、富士山は火口底が押し上げられている上、10年前から噴火の前兆ともいえる低周波地震の回数が増加し、その震源も浅い。九州の火山より危険性が高いとみています。今後も注視しなければならないでしょう」(木村政昭氏)

 もし富士山が噴火したら、首都圏はひとたまりもないだろう。今から備えておくべきか。

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