2月 052016
 

サンケイスポーツ によると。

 フィギュアスケート男子のソチ五輪金メダリスト、羽生結弦(21)が5月14日公開の映画「殿、利息でござる!」(中村義洋監督)で俳優デビューすることが3日、分かった。物語の重要な役割を担う殿様役で、昨夏撮影が行われた。ちょんまげ姿のかつらをかぶり、主演の阿部サダヲ(45)らと演技バトルを繰り広げ、「その後の試合では、表現者として今回の貴重な経験を生かすことができた」と充実の表情。新たな経験は、本業にも好影響を及ぼしたようだ。

 “氷上のプリンス”が、仰天の俳優デビューだ。

 映画は、江戸時代中期の仙台藩・吉岡宿を舞台に、年貢の取り立てや労役で苦しむ宿場町を守るため立ち上がった町人らを描く実話をもとにした作品。羽生は、そのタイトルにもなっている“殿”こと、仙台藩藩主・伊達重村役で、出演シーンは少ないが、物語にとって重要な役どころだ。

 撮影は記録的な猛暑となった昨年7月。氷上から一転、セミがけたたましく鳴く山形県のオープンセットに、ちょんまげ、羽織はかま姿の羽生が登場。うだるような暑さだったにもかかわらず、いつもの涼しげな表情を崩さず、阿部や瑛太(33)、妻夫木聡(35)ら庶民役のトップ俳優を相手に、氷上のように滑らかな演技を繰り広げた。

 今回のキャスティングは、豪華俳優陣に引けを取らない圧倒的な存在として殿役に羽生の名が挙がったのが、きっかけ。演技未経験の羽生は、故郷・仙台の感動実話に感銘を受け、「故郷のために役立てるなら」と快諾した。

 羽生の出演は俳優陣にもサプライズで、撮影当日に初対面した阿部は「キレイでした(笑)」と、キラキラした羽生殿様にうっとり。製作サイドは「まさに江戸時代、殿様が突然現れたときの庶民の表情と(キャスト陣の表情は)同じだったのでは」と振り返る。

 羽生は「お芝居はスケートとは違ってふりがなく、言葉を使い、セリフに合わせて動かなければいけないので、とても難しかった」というが、「(撮影後は)試合のプログラムだけではなく、エキシビションやショーなどでも、表現者として今回の貴重な経験を生かすことができたのでは」と告白。昨年12月のグランプリファイナルを世界歴代最高得点の330・43点で優勝した裏には、俳優経験の影響があったのかも。

 3月には、世界選手権(米ボストン)を控える。氷上の演技で世界中をとりこにしてきた男が、今度は俳優として演技で魅了する

 Leave a Reply

(required)

(required)

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>