2月 192016
 

THE PAGE によると。

 運営会社のオリエンタルランド(OLC)は8日、東京ディズニーランド(TDL)と東京ディズニーシー(TDS)の入園券を4月1日から値上げすると発表した。

 値上げは、個人向けおよび団体向けの全15種類のチケットのうちの13種類。そのうち、1日入園券の「1デーパスポート」は、大人(18歳以上)が現行の6900円から7400円に、中人(中学・高校生、12~17歳)が同6000円から6400円に、小人(4~11歳)が同4500円から4800円に改定する。

 値上げの理由について、OLCの広報部は「新しいアトラクションやエンターテインメント、施設の導入などのハード面、キャストの教育を含むソフト面の両方の価値を高めており、それに見合った価格を設定しています」と説明する。

 確かに、TDLでは2015年7月に新アトラクション『スティッチ・エンカウンター』を、TDSは2015年4月にミュージカルショー『キング・トリトンのコンサート』をオープンさせている。価格改定後の増収分は新たな施設やキャストの育成などに使用されるようだ。

 加えて、同社は、価格感度調査やパーク内での満足度調査などを通じてパークの価値を判断し、価格を改定する作業は「30数年間やり続けていること」だとし、今回の値上げが特別ではないことを強調する。
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 TDL、TDSの入園料は、米国のディズニーランドと比較すると、いまのところ安い。米国では、1デーチケットが10歳以上で99ドル(約1万1200円)と日本円では1万円を超えており、日本側が4月に値上げしてもまだ開きがある。また、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ・大阪市此花区)の1日入場券は、12歳以上で7400円。今回の値上げで大人の料金はこれと同額になる。

 SMBC日興証券シニアアナリストの前田栄二氏は、「OLCはパート従業員の正社員化に伴う経費の増加や、16年中期経営計画(14年4月発表)において23年までの10年間で5000億円レベルのテーマパーク事業への投資方針を示すなどの内部事情もある。値上げしても、ほかより割高にならないので、OLC側は強気なのではないか。値上げできるときに値上げしておきたい、という思惑もあるのかもしれません」と分析している。

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