3月 312016
 

日刊ゲンダイ によると。

「絶対王者」が好スタートを切った。

 フィギュアスケートの世界選手権は米国・マサチューセッツ州ボストンで30日(日本時間31日)に開幕した。GPファイナル3連覇中で今大会は2季ぶりの優勝を狙う羽生結弦(21)がSPで110.56をマークしトップに立った。自己最高の110.95越えはならなかったが、ほぼ完璧な演技で1日のフリーに弾みをつけた。

 だが、安心はできない。今季はNHK杯、GPファイナル(スペイン・バルセロナ)の2戦連続で歴代最高得点を更新し、今大会も更なる上積みが期待される羽生にライバルの横やりが入ったからだ。

 この日、午前に行われた公式練習でSPの曲をかけて調整している時だった。後半の3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)を試みた際、目の前でスピンしていたソチ五輪銅メダリストのデニス・テン(22=カザフスタン)と接触しそうになり転倒。壁に激突すると、壁にパンチして怒りを爆発させた。

 公式練習では使用曲が流れている選手の滑りが優先されるため、テンによる妨害行為は明らか。29日の会場練習でも度々、テンに滑りを邪魔される嫌がらせを受けていた。

 羽生といえば、14年11月のGPシリーズ中国杯(上海)ではSPで2位発進しながら、フリー直前の6分間練習で中国人選手と衝突。顎を7針、頭部を3針縫うなど全治3週間の大ケガを負った。この年はGPファイナルで日本男子史上初の連覇を達成したが、中国杯での負傷で厳しい戦いを強いられたのは記憶に新しい。

 平昌五輪まであと2年を切った。金メダルの有力候補である羽生は来季以降もライバルの嫌がらせに悩まされそうだ。

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