4月 242016
 

フットボールチャンネル によると。

23日のシュトゥットガルト戦に0-3と快勝したドルトムント。先制点をあげるなど勝利に大きく貢献した香川真司だが、満足する素振りはない。「まだまだ足りない」と語った背景には、香川がさらに上を目指すための“こだわり”があった。

 ようやく、終わった。4月10日のレヴィア・ダービーに始まり、14日はアンフィールドで死闘を繰り広げて、20日はベルリンでDFBポカールの準決勝を戦う。そして23日のブンデスリーガ第31節、ボルシア・ドルトムントはアウェイでシュトゥットガルトと試合をする。2週間の5連戦で、ホームゲームは17日のハンブルガーSV戦だけだ。

 5試合連続で先発出場し、うち4試合をフル出場した香川真司は「精神的にも肉体的にも本当に厳しかった」と言う。だからこそ、モチベーションは衰えない。

「ここをしっかり乗り切ってやろうという、強い意識を持って挑みました」

 それでも連戦の疲労は拭い切れない。序盤は4-4-2の守備ブロックから繰り出される、シュトゥットガルトの鋭いカウンターに苦しんだ。ドルトムントの出足は重い。20日のポカール準決勝でヘルタ・ベルリンに自由を与えなかったボールを失ったときの守備は、なかなか上手くいかない。攻撃も9分にロイスがGKとの1対1でシュートを外すなど、最後の精度を欠いた。

 そんなどっちつかずの流れを、グッとBVBに引き寄せたのは、香川だった。

 21分。ムヒタリアンが左サイドからクロスを入れる。低く2度バウンドしたボールを、香川は身を乗り出すように右足で押し込んだ。1-0。

 香川は「当てるだけに集中しました」と言う。

「本当に難しいボールでしたけど、決め切れたことはすごく大事ですし、惜しい、で終わってしまってはいけないので、そこはもう気持ち的にも良かったのかなと思います」
.

快勝も満足せず。ある“こだわり”

 先制ゴールが決まってから、シュトゥットガルトの勢いは削がれていく。疲労が溜まってはいても、総合力ではBVBが上だった。監督トーマス・トゥヘルは前半を「オープンな試合展開だった。時にオープンになり過ぎたね」と振り返ったが、「それからは我々のパス・スタイルを確かなものにした」と最終的には手応えを感じた。

 45分。ムヒタリアンのシュートを、GKが弾いたところに、プリシッチが詰める。2-0。

 後半に入ると、ドルトムントはカウンター主体に切り替えた。スコアを考えれば、無理をする必要はない。

 そして57分。香川が左サイドからクロスを上げて、ラモスがヘディングでシュートを打つ。GKが弾いたところを、ムヒタリアンが詰める。3-0。

 BVBが3点目を奪うと、シュトゥットガルトは運動量がガクッと落ちた。香川は「3点を取ったらもう勝負は決まった」と振り返る。

 ドルトムントがシュトゥットガルトを3-0で下した。翌節のボルフスブルク戦までは、1週間の時間が空く。ようやく、連戦も終わりを迎えたのだ。

 しかし、ここで落ち着いてしまうことはない。試合後に香川は、ある“こだわり”を口にした。

「パワーを含めて、スピードを含めて、トップスピードの中でどれだけやれるかっていうのをこだわってやっていきたいです」

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