12月 112016
 

日刊ゲンダイによると。

 11日、フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルの女子フリーで宮原知子(18・関西大))は、メドベージェワ(ロシア)には及ばなかったものの、自己ベストを更新する演技で218.33点をマークし見事2位に入った。

 GPファイナルは男女それぞれ6人ずつ、ジュニアGPファイナルは男女8人ずつしか出られない狭き門。日本女子は宮原に加え、ジュニアは坂本花織(16)、紀平梨花(14)、インフルエンザのため直前で棄権した本田真凜(15)と、14人中4人を占めている。

 中でも、宮原、紀平、本田の3人には濱田美栄コーチ(57)の教え子という共通点がある。濱田コーチ自身もフィギュア選手として活動。同志社大学在学中に渡米して五輪選手を育てたコーチから指導者としてのノウハウを学んだ。大学卒業後の82年から京都を拠点にプロコーチになり、07年、巨大なアイスアリーナを建設した関西大学のコーチに就任。このリンクを拠点にしている宮原、紀平、本田らは「濱田組」といわれている。

 有望選手を多く輩出し、手腕が評価されている濱田コーチのモットーは「初級」。どんなに実力がついても、スケートを始めた頃の原点を大事にし、基礎をおろそかにしない練習方法を徹底した。

 躍進の陰には逆境に立たされた過去がある。濱田コーチが指導者として活動していた05年、京都で唯一、通年でスケートができるリンクが閉鎖。莫大な維持費がかかるため、それ以前も滋賀や大阪でも次々と練習場が閉鎖に追い込まれていた。濱田コーチはそのたびに練習施設を求め、自らの運転で施設まで選手を運んだという。「雑草魂」で育った選手は根性が違うということか。

 フィギュア界の名将といえば伊藤みどりから宇野昌磨までを指導してきた山田満知子が有名だが、濱田コーチは「山田2世」となるかもしれない。

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