1月 082017
 

デイリー新潮によると。

 辣腕マネージャーと共に「SMAP」は揃って事務所を退社する――。5人はむろん、メリー喜多川副社長ら「帝国」トップも了解済みの案件だった。だが、この団結に亀裂が入り、癒えない傷を生む。2015年大晦日、紅白歌合戦の本番直前、ある男の一言から。

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 SMAPは16年8月に解散を発表。なのに「スマスマ」(フジテレビ系)には出演を続けるほかなかった。スポンサーとテレビ局のしがらみにつながれているからだ。真実の姿に戻ろうとしても5人に生ぬるい拷問が続くようだった。

 一方で、NHKは、「紅白歌合戦で最後の歌声を」とオファーを重ねてきたが、ついに叶わなかった。通算23回。スマスマ同様に5人を育てた紅白への出場拒否は、彼らのお子さまぶりを際立たせたが、その背後には抜きさしならぬ理由があったのも事実だ。

 木村拓哉(44)以外の4人、すなわち中居正広(44)、稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(42)、香取慎吾(39)にとっての「紅白のトラウマ」である。

 それを物語るには、15年の秋にさかのぼらねばならない。
■“みなさんを驚かせるようなことが…”
 本誌(「週刊新潮」)既報の通り、その頃から、5人組と育ての親である飯島三智チーフマネージャー(58)は独立を画策。その後ろ盾として、芸能界のドンこと田邊昭知氏が率いる「田辺エージェンシー」がつくことも織り込まれていた。というのも、

「事務所を飛び出して芸能界で生きていくには田邊さんを頼るほかなかったから」

 と、ジャニーズ事務所の関係者のひとりが告白する。

「当初、ジャニーズのメリーさん(喜多川・副社長)は激怒していました。ただ、事務所を抜けてもコンサートの売り上げやグッズ販売の一部を上納するという条項を付けることで、これを諒としたんです」

 16年はSMAPのデビュー四半世紀の記念イヤー。その年のしかるべき時機を捉え、「円満退社」することで事が進んでいた。そんな矢先の15年12月30日。5人は紅白恒例のフォト・セッションに臨んでいた。

「彼らを囲んで来年の見通しについて問いかけた際のことです」

 と、現場にいた担当記者。何のひねりもない、お約束の質問に倦むような空気が流れた。

「このとき木村は“みなさんを驚かせるようなことが起きると思いますよ”と答えました。われわれとしては、残りのメンバーへの『檄』だと捉えた。水面下でごたごたはあったけれど、25周年ライブを頑張ろうぜ、というものですね。結局それは幻に終わってしまったわけですが……」

 そんななか、居合わせた別の記者は、

「そのときに少し気になっていたことがあります」

 とし、こう継ぐ。

「この撮影場所にやってくるまで、木村だけが残りの4人と20メートルくらい距離を取っていたんです。何らかの意図を感じましたが、そのときはなかなか答えが見つかりませんでした」

■紅白本番でのワンシーン
 先の関係者はこう打ち明ける。

「木村は31日、メリーさんに対し、“自分はジャニーズに残ります”と意思表示をしている。そして、その話はNHKホール入りする直前、飯島さんを通じて、他の4人のメンバーにも伝えられました。彼らは最後まで木村も一緒に事務所を出ると信じて疑わなかった。だから、“えっ、決まった話なのに……なんで?”と。心ここにあらずというのかな、そんな状態に置かれたんです」

 超優良中小企業から、ドンの援護があるとはいえベンチャーへ。未来への心配が、メンバー唯一の妻帯者・木村の心に忍び込んでいたとしても不思議ではない。

 彼の動揺と言えなくもないシーンが紅白本番であった。

 5人が15年に初登場した「NHKのど自慢」に言及し、その魅力をリレーで伝えていく場面である。

 香取、稲垣、草なぎと引き継がれた台本棒読みのメッセージを、「のど自慢」でおなじみの鐘に気取るように手をかけた木村が引き取って、

「みなさん、本当にこの鐘を鳴らそうと必死に歌っている姿は本当にみなさん輝いて見しぇま、見えました」

 そうやって派手に噛み、バツが悪そうな顔をし、中居にバトンをうまくつなぐことができなかった。

 いずれにせよ、SMAPが「4対1」に分かれ、「4」が紅白を忌避し続ける理由である。

特集「亀裂の全ては2015年大晦日『本番直前』の一言から! 『SMAP』癒えない傷となった『1年前の紅白』のある出来事」より

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