4月 132017
 

デイリースポーツ によると。

 女子フィギュアスケートの浅田真央(26)が12日、都内のホテルで引退会見に臨み、引退を決意した経緯や現在の心境を語った。SPで出遅れ、フリーで完璧な演技を見せたソチ五輪を振り返る質問も受け、16位に終わったSPの直後は「日本に帰れない」と思い悩み、フリーも演技直前まで気持ちの整理を着けられなかったことを明かした。以下、一問一答の要旨。

 -この全日本選手権から決断にいたるまで、どなたが心を軽くしてくれたか。

 「家族だったり、お友達だったり、知っている方に相談はしました。皆さんそれぞれいろんなアドバイスをくれたんですけど、最終的に決めたのは自分自身なので…。その中でも旅行に行ったり、いろいろ今まで行なかったところに行ったりして、その中でも考えながら日々を過ごしてきて決断しました」

 -21年間の競技人生を続けることも大変だったと思う。その中で大切にしている言葉、印象深い言葉があれば。

 「この決断をしてからは本当にたくさんの方が温かい言葉、メッセージをおくってくださった。本当に晴れやかな気持ちでこの場にいます。『感謝』という気持ちは忘れずにこれからも進んでいきたいと思っています」

 -フィギュア人気が定着したことに、どう貢献してこられたと思うか。今後には何をしていきたいか。

 「私がちっちゃいころというのは伊藤みどり選手をはじめ、たくさんのトップの素晴らしいスケーターがいました。そのスケーターを見て、私もこうなりたいと思って、それを目指してきました。ジュニア、シニアに上がってからはスケーターみんなそれぞれ強くて魅力のある選手ばかりが集まっていい刺激をし合いながら切磋琢磨して頑張ってきました。それを応援してくださるメディアの方だったりファンの方がいたから、ここまでフィギュアスケートがたくさん注目されるスポーツになったと思っています。なので、これからのスケーターの子たちにはみんなで高め合って、刺激をし合いながら頑張っていってほしいなと思っています」

 -ソチ五輪について。SPからフリーへどのように振り返って世界中が感動した演技につなげられたのか。

 「ショートが終わってからは、本当に『あー日本に帰れない』と思って、すごくつらい思いもしたんですけど。フリーの当日の朝もまだ気持ちが切り替わっていなくて。このままで大丈夫なのかなと公式練習を終えました」

 (続けて)「でも試合が近づくにつれ、メークをして、アップをして、リンクのドアを出た瞬間、すごい会場で…。じゃあ、これはやるしかないなという思いが出てきて、ようやくその時にやるしかないと思いました」

 -競技が終わった瞬間の思いは。

 「最後のポーズ、上を向いたんですけど、『あー、終わった!』って思いましたね。それと同時に『ああ、良かった』っていう思いがこみ上げてきて、ちょっと涙してしまったんですけど…。バンクーバーの時も悔し涙を流したので、『ああ、泣いてちゃだめだ』と思って、頑張って笑顔にしました」

 -新たな道に進む1人として、違う世界に進む上でを考えていることは。

 「私も新たな1歩と思っています。不安とかは何もなくて、ただただ前にある道を進んでいくだけだと思うので、これからも新たな経験をして、元気に前を見て進んでいきたいと思っています」

 -プルシェンコ選手も引退を表明したばかり。同じタイミングとなったことには。

 「プルシェンコ選手も引退されたということで、私よりも長い選手生活、たくさんの記録を残して、たくさんの方を魅了した選手だと思います。心からお疲れさまでしたと言いたいです」

 -前を向く中で大事にしてきたこと、信念は。

 「ちっちゃいころからこれは変わらないんですけど、一日一日もそうですけど、何かこれはしたいという目標を持ってずっとやってきました。目標を達成するという強い気持ちを持ってずっとやってきたつもりです」

 -今やりたいことは。

 「1月2月3月と時間があったので、旅行に行ったり、おいしいものを食べたりすることができました」

 -韓国のキム・ヨナ選手への思いは。

 「私たちは15、6歳ぐらいから、ジュニアの試合やシニアの試合で一緒に出て来ました。本当にお互いにいい刺激を与えながら、もらいながら、ずっとスケート界を盛り上げてきたんじゃないかなというふうには思っています」

 -最後の全日本へはどんな気持ちで臨んで、どう「もういいんじゃないか」と思ったか。

 「常にノーミスをする、完璧な演技をする、自信を持ってすべるというのを考えていました。演技が終わった時、完璧ではなかったですし、現役生活の最高の演技ではなかったので、少し悔しい気持ちもあったんじゃないかなと思うんですけど…。キスアンドクライに座って、得点が出て、順位が出た時に、『あ、うん。もういいのかもしれない』というふうに思いました」

 -もういいのかも、とは。

 「全日本選手権は12歳から出場しているんですけど、一番残念な結果で終わってしまって。決断するに至って、結果も一つ大きなできごとだったんじゃないかなと思っています」

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