4月 152017
 

日刊ゲンダイDIGITAL によると。

「これからどんな形であっても、フィギュアスケートに恩返しができる活動はしていきたい」

 12日、引退会見でこう話した浅田真央(26)。質疑応答で「トリプルアクセルに声をかけるとしたら?」というNHKアナのトンチンカンな問いにも「トリプルアクセルに声をかけるんですよね?(笑い) どうしよう……何でもっと簡単に跳ばせてくれないの? って感じです」と真摯に答え、最後は泣き顔を見せまいと後ろを向いて涙をぬぐう姿に、メロメロになった人も多いだろう。

 会見には報道陣430人が集結。海外メディアも駆けつけた。中でも、テレビ局は「浅田争奪戦」の真っ最中。来年の平昌五輪でのキャスターデビューをもくろみ、各局がマネーゲームを繰り広げている。

 しかし、舌足らずでゆったりとした幼いしゃべりは言葉通り、いくつになっても「真央チャン」。服装こそ白のジャケットに黒いスカートとアナウンサーさながらの大人びた雰囲気だったが、とてもじゃないが、キャスターの姿を想像できない。

■真央は「そこにいること」に意味がある

 作家の麻生千晶氏はこう言う。

「キャスターは厳しいのではないかと思います。選手は日頃から勝っても負けてもマイクを向けられるので、“取材され”慣れている。会見も聞かれたことに答える流れは同じ。しかし、キャスターは自分から選手に取材し、失敗すれば厳しいことを聞き、時には斜に構えたコメントも求められる。スケート一筋で青春を過ごしていない純粋無垢な真央ちゃんにできるとは思えません。しかも、短時間で言葉をまとめてすぐに答えなければいけない。といって、選手の欠点を的確に厳しく指摘しなければならない指導者の道もどうでしょう。真央ちゃんは『いること』に意味があるのです。お人形さんのように座って、相づちを打っていれば、視聴率は間違いなく取れますからね。それ以外はCMで稼げばいい」

 そうなれば、メーンはやはりアイスショーとCMか。浅田は現在、日本スケート連盟に登録している。登録選手は収入の10%を連盟に“上納”する義務があるから、連盟は浅田に“ヒモ”をつけておきたいだろうが、登録を更新しなければ今年6月末で自動的に外れる。連盟によれば、副会長の荒川静香(35)をはじめ、高橋大輔(31)や村主章枝(36)も引退後は連盟登録を外れており、浅田も同じ道をたどる可能性が高い。

 例えば、荒川は2006年のトリノ五輪で金メダル獲得後に引退。12年には日本スケート連盟の理事になり、2年後には副会長に就任して現在に至る。プロスケーターのかたわら、テレビのキャスターや解説も務めるが、前出の麻生氏が「荒川さんのように、インタビューに無駄がなく分かりやすい解説は期待できない」と指摘する通り、それを浅田に求めるのは酷かもしれない。

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