“夫婦同じベッド”は睡眠不足の原因になる

プレジデントオンライン によると。

「寝ても寝ても疲れがとれない」――快眠や疲労回復のための情報は溢れているが、いったいどれが正しいのか。疲労回復と睡眠に関する専門家である医師の梶本修身氏が、「今日から始めるべき、就寝前&起床後の生活習慣」を解説。ビジネス誌「プレジデント」(2018年9月17日号)の特集「頭がよくなる睡眠、バカになる睡眠」より、記事の一部をお届けします。

■「良質な睡眠」でしか、疲れは改善できない

 「最近、すぐ疲れて日中も眠い」「寝ても疲れがとれない」「夜中に目覚めたり、早く起きてしまう」といった不調を感じてはいないだろうか。

 「今の医学では、良質な睡眠をとること以外で、こうした疲労を回復させる方法はありません」と断言するのは、東京疲労・睡眠クリニックの梶本修身院長だ。疲労医学を専門とする梶本氏は、疲労の原因、軽減物質、克服法の開発や研究を行いながら、疲労や睡眠障害に悩む患者の治療にあたっている。そして長年の研究のなかで、「肉体的疲労も精神的疲労も疲れの仕組みは同じで、自律神経の中枢の疲れが原因」であることをつきとめた。

 自律神経とは、呼吸や消化吸収、血液循環、体温、心拍数などを調整し、人間の生命活動のバランスを整えている神経のこと。運動により心拍数が上がったり汗をかいたりするのも、自律神経の中枢から体の各部分に命令が出ることで起こる。運動をした疲れは筋肉を使ったからと思いがちだが、それは間違いだ。

 「息を吸って体内に取り入れられた酸素は、脳や筋肉などで消費されます。このときに生まれる活性酸素は酸化作用を持っていて、体内に侵入したウイルスなどを破壊するのに役立つのですが、同時に細胞を傷つける力も持っています。人間の体には活性酸素から細胞を守る機能が備わっているものの、激しい運動などにより細胞を酷使すると、活性酸素が極端に増えてしまいます。そうすると自律神経の中枢では神経細胞がサビつき、傷ついた(酸化した)状態になる。それが疲労なのです」

 自律神経機能は年齢とともに低下する傾向にあり、20代男性で約1800あった能力が、40代男性は約半分に減る。

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