次は4回転跳ぶ!4年半ぶり復帰戦の高橋大輔

サンケイスポーツ によると。

 フィギュアスケート・近畿選手権最終日(8日、兵庫・尼崎スポーツの森)男子ショートプログラム(SP)で首位発進した高橋大輔(32)=関大KFSC=がフリーで118・54点の4位となり、合計195・82点で2014年ソチ五輪以来の現役復帰戦で3位となった。ジャンプの成功は1本。体力面に不安を感じさせたが、11月1日開幕の西日本選手権(名古屋)では今大会は回避した4回転投入を見据えた。昨季世界選手権5位の友野一希(20)=同志社大=が優勝した。

 勝負に敗れる悔しさがよみがえってくる。決まったジャンプは7本中1本のみ。SP首位ながら結果は3位。4年半ぶりの復帰戦を終えた高橋は開口一番に言った。

 「最低です。こんなにボロクソな演技は練習を含めて初めて」

 冒頭。フリップ-トーループの連続3回転は着氷も、その後は乱れた。2度の転倒に回転不足とミスが続出。客席を埋めた女性ファンの悲鳴と声援が交錯し、手狭なリンクにこだました。

 左内ももの肉離れに加え、古傷の右膝も痛み、追い込みはままならなかった。フリーを終えた順位が付き、規定で12月の全日本選手権への第一関門は突破も、「この演技では西日本(選手権)も通過できるか分からない」と危機感を抱く。

 闘争心を呼び覚ました元世界王者は、負傷明けで今大会は回避した4回転を投入する。「この後からやっていきたい」。長光歌子コーチ(67)によるとフリップかサルコーに挑戦する見込み。「練習で全てがそろったときの演技はすごい」と期待する。

 芸術面を評価する演技構成点はただ一人の80点台。度重なるルール改正で採点基準は異なるが、銅メダルを獲得したバンクーバー五輪での84・50点に匹敵する。「試合勘を戻せた。ここから上げていく」。やまない「大ちゃん」コールに包まれた競技者としての第2章が逆境をバネに始まる。

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