10月 062013
 

サンパウロ新聞 によると。

 サンパウロ総合大学(USP)心理学研究所がブラジルで初めて実施した調査によって、貧困家庭の子供や自閉症患者のペットとして飼われている犬や介助犬をはじめ、警察犬、災害救助犬として活躍している犬たちが精神的ストレスを抱えていることが判明した。9月29日付の地元紙(電子版)が報じた。

 調査時には唾液に含まれるホルモンのテストに加え、犬が疲労時に示すとされる25種類の兆候が分析された。調査責任者のカロリーナ・ロシャ獣医は「働く犬を選ぶ際には細心の注意を払う必要がある。なぜなら犬選びに失敗すると本来の目的である人間の活動にも大きな影響を及ぼす可能性があるからだ」と説明している。例えば盲導犬の場合、温和でおとなしい表情をしていたとしても、実際に快適に働いているとは限らないという。カロリーナ獣医は「訓練を受けた犬はストレスを感じながらも自分に与えられた仕事を果たしているが、飼い主の元から逃げたいという気持ちも持っている」と語った。

 また今回の調査の中で非常に高いストレスが確認された犬は、訓練時に体罰や懲罰などを受けていたり十分な休息期間が与えられていなかったケースが多かったとみられている。こうしたストレスによる弊害として、消化器系のがんや不安感、寿命低下などの問題が生じている。

 専門家らは、こうした人間に与えられた労働に適応した犬の特徴として、自分の仕事に喜びを感じていることと疲労をためこまないことを挙げている。さらに、犬が感じる快適さと疲労の間には微妙な境界線があるとし、仕事から解放される時間を与えてあげる必要があると指摘した。またストレスを感じている犬が示す兆候は、頻繁なあくびや唇を舐める動作、においを嗅ぐ仕草などに表れやすいとされている

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