8月 202013
 

産経新聞 によると。

 愛娘を守り、競技にも復帰する-。今春に女児を出産したフィギュアスケート元世界女王の安藤美姫(新横浜プリンスク)は10月から本格復帰するソチ五輪シーズンに向け、子育てとスケーターとの両立を宣言。バンクーバー五輪銀メダルの浅田真央(中京大)らライバルがひしめく激しい代表争いにどこまで割って入れるか。25歳の氷上復帰は約2カ月後に迫る。(田中充)

 2011年に世界女王になってから2シーズン休養した安藤の復帰戦は、10月11~14日に新横浜スケートセンターで行われる関東選手権。ここでの演技内容によって、国際大会への道が見えてくる。ただ、ソチ五輪に出場するには、国際大会で最低技術点の獲得が不可欠。その上で年末の全日本選手権で上位に入ることが求められる。

 米国でフリーの振り付けを覚え、1日に帰国。振り付けは、バンクーバー五輪のフリー演技「クレオパトラ」などを手掛けたリー・アン・ミラー氏が手掛けた。8月5日に横浜市内のホテルで開いた会見では、フリー同様に曲名は明かさなかったが、新しいショートプログラム(SP)も振り付けが終わっていることを明らかにした。

 一方で、昨季のグランプリ(GP)シリーズ欠場の理由だったコーチは依然として不在という。「声をかけていたコーチに4日の朝に連絡をもらったが、NOだった」と人選が難航していることをうかがわせる。

 休養と出産によるブランクについても「自分の体の変化や筋力低下の影響であまり本調子ではない。五輪をまだ100%目標に持てるかといえば、いまはそういう立場ではない」と認めた。ただ、ジャンプの調子は徐々に上向きつつあるようで、「これまでサポートしてくれた周囲の方々や世界中で応援してくれる人たちへの感謝の気持ちで、あと1年競技に臨みたい」と強い意志を感じさせた。

 5日は7月1日に民放番組のインタビューで出産告白後、初めての記者会見でもあった。弁護士が同席し、SPも帯同。会見場所となったホテルの宴会場の使用料15万円は、出席した報道各社が負担する異例のものとなった。こうした状況で公の場に姿を現した安藤の意図は、競技に関する近況報告に加え、世間の関心が集まる愛娘を守りたいという母としての思いだったとみられる。

 安藤は会見の冒頭で「日本は安全な国といわれているが、誘拐や殺人などの問題もあって守りたい」と娘の顔を公表することはなく、一部メディアの執拗な取材に対して隠し撮りなどをしないようにも強く求めた。「疲れたり、悩んで帰ってきても、彼女がいるから頑張らないといけないと思える」と母の表情を見せる一方、娘の父親についても「私の口から誰ということはこれからも言わない」と断言した。

 テレビ画面を通じた衝撃の告白から約1カ月。愛娘の存在を明かし、競技復帰への意欲も見せた安藤。関心の対象は今後、氷上でどのような演技を舞うかに移る。

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