1月 242014
 

産経新聞 によると。

バンクーバー五輪を制したキム・ヨナ(右)と銀メダルだった浅田。ソチで、ほほ笑むのは-=2010年2月、バンクーバー(鈴木健児撮影)(写真:産経新聞)

 銀盤の女王を争った23歳同士の直接対決は、ソチの舞台で“最終章”を迎える。フィギュアスケート女子は、悲願の金メダルを狙う浅田真央(中京大)に対し、今回も史上3人目の連覇が懸かる金妍児(韓国)が立ちはだかる構図となった。

 バンクーバー五輪から4年間、2人は対照的な道のりを歩んだ。

 休むことなく氷上を舞い続けたのが浅田。その前途は多難だった。一時は代名詞のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が不調に陥り、最愛の母、匡子さんも他界した。それでも、2010年秋から佐藤信夫コーチに師事し、スケーティングを磨き直してきた。

 指導を受ける中では、意見の衝突もあった。「なんだかんだ言いながら、一番難しい年齢のときに、よくここまで耐えてくれたとは思っている」と佐藤コーチ。努力は演技の成果となり、昨季の後半戦から再び3回転半をプログラムに盛り込めるようになった。そして今季は昨年12月のGPファイナル、全日本選手権とフリーで2本跳ぶところまで戻してきた。

 対する金妍児は、浅田との対決を制した4年前のバンクーバー五輪後、競技を離れた。広報大使として18年冬季五輪の平昌招致に貢献し、バラエティー番組の司会も務めた。リンク外の多忙ぶりに、一時は引退もうわさされたほどだった。

 しかし、2大会ぶりに出場した昨季の世界選手権では、ブランクを感じさせない演技で優勝。今季は右足甲の故障でGPシリーズを欠場するも、格が下の国際大会や1月の韓国選手権で順調な回復ぶりを示している。

 ジュニア時代から比較されてきた2人には、野球やサッカー同様、ライバル心をむき出しにした日韓両国のファンから注目が集まる。

 そんな中で、浅田は「いいライバルがいることで成長できる」と明かしたことがあり、金妍児も「彼女の存在が、自分の演技に力を与えるモチベーションになっている」と話す。

 現役女子のトップ選手ではただ一人だけが跳べるトリプルアクセルが武器の浅田に対し、高さと流れのある難度の高い連続3回転ジャンプを得点源にする金妍児。ともに表現力など、他の分野のレベルも高い。今季初の直接対決の舞台となるのがソチ。金メダルの行方は、五輪史上まれに見る激しい争いとなる。

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