2月 142014
 

スポニチアネックス によると。

 ◇ソチ五輪フィギュアスケート女子

 もはや真央はライバルではない!?フィギュアスケート女子の10年バンクーバー五輪金メダリスト、キム・ヨナ(23=韓国)が12日深夜、ソチに入った。空港に集結した韓国メディアからは、団体で好演技を披露したユリア・リプニツカヤ(15=ロシア)に関する質問は出たものの、浅田真央(23=中京大)に関連するものはなし。五輪連覇へ、最大のライバルはロシアの新星と見ているようだ。

 女王の登場に、到着ロビーの熱が上がった。韓国人カメラマンが柱に黄色のテープを貼り付け、キム・ヨナの動線を確保。まばゆいフラッシュを浴び、手を振りながら、韓国メディアが大半を占めた約100人の報道陣の前に姿を見せた。ちょうど1週間前、浅田の到着時と同じ便で、現役ラスト舞台となるソチ入り。「最後の試合と思うと集中できない恐れがある。今までと同じ試合だと思って準備してきた。できることは全てした」と自信を見せた。

 同じ90年9月生まれの浅田と、ジュニア時代からライバルストーリーを紡いできた。韓国メディアもこれまで、キム・ヨナに何度も浅田に関する質問をぶつけてきたが、ここに来て風向きが変わった。今大会から採用された新種目・団体で、ロシアの15歳・リプニツカヤが世界歴代2位となる合計214・41点をマークする圧巻の演技を披露。浅田は団体女子SPのトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒するなど、やや精彩を欠いた。

 この日、韓国メディアは浅田関連の質問をすることはなく、金メダル候補に急浮上したリプニツカヤについてコメントを求めた。「別に誰が優勝候補って言われても構わない。他の人のことはよく分からない。大切なのは自分の演技をすること。あとは試合の日に運があるかどうか。リラックスして試合に臨むつもり」と金ヨ児。韓国を出発する際にも同じ質問が出た。韓国メディアにとってキム・ヨナの戴冠を阻む最大の障壁は、浅田ではなくリプニツカヤと捉えている。

 韓国が出場しなかった団体は、映像でチェックした。「ロシアへの応援が凄かったけど、構わない。試合中は世界のみんなが私を見ていると思って演技している」。今季は右足甲を痛めてGPシリーズを欠場し、昨年12月のゴールデンスピン、1月の韓国選手権と2試合こなしただけ。「体力に不安がある」と弱気な面も見せたが「最後の試合になるので、自分の演技をしたい。ベストを尽くしたい」と気合を入れる。SPは19日、フリーは20日。フィギュア女子史上3人目の五輪連覇へ、コンディションを上げていく。

 ◆真央VSヨナ名勝負

 ☆世界選手権(08年3月)SP2位の浅田はフリーのトリプルアクセルで転倒も、その後は高難度の2連続3回転を2度成功させ合計185・56点で日本人5人目の世界女王に輝いた。キム・ヨナは腰痛の影響でSP5位と出遅れたがフリー1位と巻き返し3位。

 ☆GPファイナル(08年12月)SP2位の浅田は女子では国際大会初となるフリーで2度のトリプルアクセル成功。合計188・55点でSP首位のキム・ヨナを2・20点の僅差でかわし優勝した。キム・ヨナは母国・韓国の声援を一身に受けたが、大会3連覇はならず。

 ☆バンクーバー五輪(10年2月)浅田はSPと合わせ五輪女子史上初めてトリプルアクセルを3度成功させたが、フリーでのジャンプミスが響き悔し涙の銀メダル。キム・ヨナはSP、フリーともに完璧な演技で合計228・56点の世界最高得点で金メダル。

 ☆世界選手権(13年3月)浅田はSPでトリプルアクセルを決めたものの、他のジャンプでミスし6位と出遅れ。フリーでは2位と巻き返し、合計196・47点で3位に入った。キム・ヨナはSPに続いてフリーでも1位となり、浅田に21・84点の大差をつけて優勝。

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