2月 182014
 

スポーツ報知 によると。

 ◆ソチ冬季五輪第13日 ▽フィギュアスケート女子シングル(19日、アイスベルク・パレス) 19日(日本時間20日未明)に行われるフィギュアスケート女子ショートプログラム(SP)の滑走順抽選が17日、会場のアイスベルク・パレスで行われ、日本代表の浅田真央(23)=中京大=は30人中30番目の最終滑走に決まった。悲願の金メダルへ集大成と位置づける大会が「最後の五輪か」と会見で聞かれた真央は、「まだ終わってみないと分からない」と告白した。女子フリーは20日(同21日未明)に行われる。

 ついに最終決戦の時がやってきた。公式練習前の17日午前。出場選手が一堂に会した抽選会場に、白いニット帽をかぶった真央が到着した。数分前に来て着席していた金妍兒の前を素通り。2人は同じ列に座ったものの、真央が左端、ヨナが右端で視線を合わせなかった。

 真央が引き当てたのは、緊張感が絶頂に達する最終滑走の30番。それでも真央は特に表情を変えず、「頑張ります」と笑顔。同日午後の日本女子の公式会見でも「どの順番でもいいように練習してきている。自分の演技に集中できるようにしたい」と平常心を強調した。

 最終滑走の経験はあるが、再び完全アウェーの試練が訪れる。直前29番は地元ロシアのアデリナ・ソトニコワ(17)に決まった。真央は8日の団体戦SPでも新星ユリア・リプニツカヤ(15)=ロシア=の直後に演技。大歓声の余韻が残る中で「緊張した」と、冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒。SP今季自己最低の64・07点で3位に沈んだ。

 真央は会見で「団体戦が終わってから自分の気持ちがコントロールできなかった」と打ち明けた。日本連盟が練習拠点を置くアルメニアの首都エレバンでの調整合宿でも、寒さなどもあって調子が上がらなかった。それでも、佐藤信夫コーチ(72)から「できる日もできない日もある。焦ったり、自分に対して怒るのではなく、しっかり受け止めて練習しなさい」と言われ、心が落ち着いた。

 この日の昼にサブリンクで行った練習では3回転半を5回着氷。フリーに組み込む3回転フリップ―3回転ループも2回決めた。「不安のある中で(ソチに)入ってきたけど、昨日今日とすごくいい状態で練習できている」と手応えを取り戻した。

 氷上のレジェンドたちの背中も追いかける。尊敬する選手を聞かれた真央は、92年アルベールビルで五輪では女子初のトリプルアクセルを成功させた「伊藤みどりさん」と答えた。04年に日本人初の世界フィギュアスケート殿堂入りを果たした同じ名古屋市出身の先輩について、「みどりさんが五輪で3回転半を跳んだのを、自分も受け継いでいけたらいい」と意欲。さらに「今回調子が上がらない中でもすごい演技を披露したプルシェンコ選手を尊敬してます」と、ロシアの“皇帝”もリストに載せた。

 15歳のリプニツカヤは真央と同じ最終組の1番滑走で登場する。「若い選手がこれから引っ張っていくと感じているが、演技は自分との戦い。ソチはやりきったという思いで終わることが大事」。真央が有終のメダルへ突き進む。

 ◆真央のSP大トリ登場 10年バンクーバー五輪以降で、参加人数の少ないGPシリーズを除き、出場20人以上の規模で開催された五輪、世界選手権、四大陸選手権、全日本選手権では、昨年2月の四大陸選手権(大阪)だけで約1年ぶり。同大会のSPでは、2年ぶりにトリプルアクセルを成功して74・49点で首位発進。フリーもトップで合計205・45点と、国際試合では3度目の200点超えで優勝した。

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