10月 192018
 

西日本新聞 によると。

 「放射能に苦しんだ伯父のため、日本から原発をなくしたい」。大分県の住民らでつくる「伊方原発をとめる大分裁判の会」の一人、伊東俊義さん(66)=同県臼杵市=は、米国の水爆実験で被ばくした第五福竜丸の船員を伯父に持つ。被ばく者の親族として求めた差し止め決定は、かなわなかった。「本当に将来を思っての判断だったのか」。言葉に怒りがこもった。

 伯父の高木兼重さんは同県津久見市のマグロ漁師だった。1954年3月、静岡県焼津市の遠洋マグロ漁船、第五福竜丸に操機手として乗り込み、太平洋・ビキニ環礁であった米国の水爆実験に遭遇して被ばく。89年に66歳で亡くなった。死因は他の船員にも多かった肝臓がんだった。
 互いの家は近所だった。伯父は放射能の影響とみられる体調不良で漁に出られなくなっていた。普段から顔を合わせてはいたが、苦しむ伯父に被ばくについて聞くことはできなかった。

 伊東さんが20代の頃。伯父が顔中に包帯を巻いた写真を見つけた時に、淡々と「あの時」のことを話してくれた。「早朝に西の空から太陽のような光を見た。その後、雪が降ってきたと思ったら、被爆したサンゴの死骸だった」「入院中、自分を見て叫び声を上げる人がいるので鏡を見ると皮がむけていた」。悲痛な叫びも聞いた。「毎年検査のために東京の病院に呼ばれる。自分はモルモットじゃない」。晩年、地元の子どもたちに平和授業として当時の体験を話していた姿もまぶたに焼き付いている。
 伊東さんは臼杵市でインターネット関連事業を営んでおり、大分の原告団からホームページの作成依頼を受けた。会で話を聞くうちに「原発と第五福竜丸の悲劇は通じる」と感じ、2016年9月、本裁判の原告に手を挙げた。

 この2年間は県内を回り、伯父が語り継いでくれた放射能被害の恐ろしさを訴えてきた。「伯父は実験場から160キロの場所で被ばくした。大分と伊方原発は最短45キロ。万が一の時は深刻な被害が懸念される」

 Posted by at 11:32 PM
10月 192018
 

毎日新聞 によると。

 原子力規制委員会は17日、原発事故時の住民の避難計画の策定や有効性などを検証する目安として、事故発生から1週間で住民が被ばくする線量を100ミリシーベルトとすることを決めた。現行の原子力災害対策指針を守ればこの目安を超えることはないといい、更田(ふけた)豊志委員長は「防災上の防護措置が妥当かどうか検討するための数値。100ミリシーベルトが達成されたら80ミリシーベルトにするなど、改善に終わりはない」と述べた。

 原発から30キロ圏内の自治体が義務付けられている避難計画など原発事故への事前対策は、規制委が定めた原子力災害対策指針に沿って策定されている。規制委はこれまで、対策に用いる被ばくの目安を具体的に示していなかった。

 原発事故などの緊急時に一般人に許容される被ばく線量については、国際放射線防護委員会(ICRP)が「年20~100ミリシーベルト」の目安を示している。100ミリシーベルトを超える被ばくは、がんで死亡する確率を高めることが分かっている。

 規制委の目安について、原子力規制庁の担当者は「100ミリシーベルトの被ばくを許容するという意味ではない」と説明した。

 Posted by at 11:09 PM
10月 022018
 

文春オンライン によると。

 9月30日、国民的女優の樹木希林さん(75)の葬儀と告別式が執り行われました。私が樹木希林さんのことを認識したのは中学1年生のときだったと思います。郷ひろみさんとのデュエット曲「林檎殺人事件」がヒットした頃でした。

郷さんとお茶目なポーズをする樹木さん

 なんでこんなおばさん(ごめんなさい)が、男前のアイドル歌手と踊っているんだろうと不思議に思っていました。あれからもう40年も経つんですね。それからずっと第一線で活躍し続けて、すごい女優さんでした。

 樹木さんは2005年に乳がんの手術を受け、2013年には「全身がん」であることを自ら公表し ました。しかし、それからも変わる様子なく、テレビや映画で元気な姿を私たちに見せ続けてくれました。

 医学的には「全身がん」という概念はありませんが、樹木さんのがんは腸、副腎、脊髄など、会見当時ですでに13ヵ所も転移が見つかっていたそうです。なぜ、がんを患い、しかも全身にがんが広がっていたにも関わらず、これほど長い期間活躍できたのでしょうか。

 もちろん、進行が比較的緩やかな性質のがんだったことが一番の要因だと思います。ただ、樹木さんの生き方を見ていると、それ以外の理由もあったのではないかと思うのです。たとえば樹木さんは生前、「ピンポイントの放射線治療で、体に影響する大きながんは消えている状態です。小さなのはまだあると思うし、それがいつまた大きくなるかはわかりませんけれど、とりあえず今は、生活の質にはまったく変化がありません」(文藝春秋2014年5月号「樹木希林独白 全身がん 自分を使い切って死にたい」)と語っていました。
痛みやしびれを和らげる放射線治療
 放射線治療は「手術」「薬物療法」とならぶ、がんの三大療法の一つに数えられています。どのように使われているのか、国立がん研究センターが運営するサイト「がん情報サービス」を見てみましょう。

「放射線治療は、がんを治すことを目的として単独で行われることもありますが、薬物療法(抗がん剤治療)や手術などのほかの治療と併用して行われることもあります。手術との併用では再発を防ぐために手術の前後に行われたり、膵臓がんなどでは手術中にがんに放射線を当てることもあります(術中照射)。このほか、骨に転移したがんによる痛みを和らげたり、神経を圧迫してしびれや痛みの原因になっているがんを治療するときにも行われます」(国立がん研究センター「がんになったら手にとるガイド」放射線治療のことを知る)

 樹木さんが受けた治療がどのような内容だったか詳しくはわかりませんが、がんによって生じる痛みやしびれが、放射線治療によってうまくコントロールできていたのかもしれません 。それが生存期間にもいい影響を及ぼした可能性があります。

 とくに放射線治療は、骨転移の痛みを和らげるのに効果が期待できるのですが、放射線腫瘍医(がんの放射線治療の専門家)や緩和ケア医によると、放射線をかければよくなる可能性があるのに、主治医の理解が乏しいために治療を受けていない患者さんも少なくない と聞きます。がんによる痛みやしびれに悩まされている人は、主治医か放射線腫瘍医に放射線治療ができないか聞いてみるといいかもしれません。
健康を“善”、病を“悪”とする人生はつまらない
 また、樹木さんは生前のインタビューで、がんとの向き合い方について次のようなことを語っています。この当時、樹木さんは、伊勢神宮の式年遷宮を題材にした「神宮希林 わたしの神様」というドキュメンタリー映画を撮ったばかりでした。少し長いですが、大事なところだと思うので、引用してみます。

「映画の中でも、私は、『高齢者をいたわりなさい』などとブツブツ言いながらも、石段を登ってお参りしたり、式年遷宮で使うヒノキを育てる神宮林という山を歩いたりしています。無理をして元気そうに見せているわけではなく、これが自然体なんです。そこには、医学による治療だけではなく、多分に心の状態が影響していると思います。体調の基本となる血液のめぐりや栄養の吸収などは、私自身がもともと持っている生活習慣や心のあり方と直結していると感じています。心の問題と、医療でつぎはぎしたりして悪いところを取ったりする技術とが融合していかないと、本当の元気は手に入らないのかも知れません。 

 西洋的な二元論の考え方に従えば、病気が“悪”で病気でない状態が“善”。でも、一つのものに表と裏があるように、物事には善の面もあれば、悪の面もあるとわたしは思うんです。(中略)どの場面にも善と悪があることを受け入れることから、本当の意味で人間がたくましくなっていく。病というものを駄目として、健康であることをいいとするだけなら、こんなつまらない人生はないだろうと」(前掲・文藝春秋2014年5月号)

 樹木さんの語る生活習慣や心の状態が、がんの進行や生存期間に影響を与えるのかどうか、科学的にはまだはっきりしていないことも多いのが実情です。ですが、からだにマイナスになるとは考えにくいでしょう。
家族、医師、世間に「理想の最期」を共有
 緩和ケア医に取材をすると、病院に入院しているときには今にも死にそうな顔をしていた人が、家に帰ったとたん生き生きとした表情を取り戻して、滞っていた家事や大好きな庭いじりなどをし始め、その後、予想以上に長く生きた事例も多いと聞きます。樹木さんも生前から「自宅で死を迎えたい」と公言し、その言葉通り家族に見守られて自宅で亡くなりました。

 もちろん、その人が望むなら病院で最期を迎えるのもいいと思いますが、大事なことは、樹木さんが語るように、病気であってもその人らしく、「自然体」でいることなのかもしれません。こう書くと、ごく当たり前のことのように思われるかもしれませんが、最期まで「自然体」でいるためには、家族や周囲の理解も必要で、簡単ではありません。樹木さんは、家族だけでなく、医師や、世間に対しても、元気なうちから自分の理想の最期をきちんと伝え、それが自然に叶えられる環境、雰囲気を作っていったのではないでしょうか。

 それにしても、病気を「悪」、健康を「善」とする二元論でとらえず、「どの場面にも善と悪があることを受け入れる」という考え方は、ほんとうにすごいと思います。自分が重い病気になったとき、果たしてそのように受け止められるでしょうか。こうした思想から生まれる強靭さがあったからこそ、「全身がん」であることを感じさせない姿を見せ続けることができたのかもしれません。

がんでも「仕事をやめない」重要性
 もう一つ、樹木さんから私たちが学ぶべきことがあると思います。それは、がんになってからも仕事をやめなかったことです。

 がんと診断されると、手術や抗がん剤など大変な治療を受ける必要があり、長期の入院や療養を強いられることもあります。そのため、「治療に専念する」として仕事を長期に休んだり、やめてしまったりする人も少なくありません。

 その結果、職場での立場を失う人や、収入が激減して経済的に苦境に陥る人もいます。なにより、生きがいや社会的立場をなくすことになり、本人がとてもつらい状況に追い込まれてしまいます。

 しかし、近年ではがんで手術したとしても、小さな傷ですむ手術の技術や術後管理の方法が進歩し、1週間から10日間ほどで退院できるケースが増えました。また、つらい抗がん剤の副作用を軽減する支持療法も進歩し、入院せずに抗がん剤治療を外来通院で受ける人も増えてきました。

 がんだからといって、「仕事をやめて治療に専念する」のが当然という時代ではなくなってきているのです。むしろ、それまで通りの仕事や家庭生活が続けられるよう、医療がサポートする流れが生まれています。

 その証拠に今年3月には、主治医が産業医から助言を得て、がん患者の仕事と治療が両立できるよう治療計画の見直しや再検討を行った場合に診療報酬が加算される「療養・就労両立支援指導料」が新設されました。国もがん患者が仕事をやめてしまわないように、後押しをしているのです。
仕事という「生きがい」があった
 がんが再発・転移をしたとしても、樹木さんのように5年、10年、さらにそれを超えて生きる人もいます。仕事という「生きがい」があったからこそ、樹木さんも「全身がん」であったにもかかわらず、長期間生き抜くことができたのではないかと思うのです。

 もちろん、がんの性質は人によって異なり、樹木さんと同じような考え方や生き方をしたとしても、長期生存を果たせない人もいます。それに、樹木さんの真似をするのは、容易なことではありません。ですが、厳しい病に直面したときに、我々はどんなふうに受け止め、どんなふうに生きるべきか、樹木さんの姿からとても大切なことを学ばせていただきました。ご冥福をお祈りします。

 Posted by at 10:29 PM
10月 022018
 

All About によると。

スッキリと便が出ない便秘に悩まされる人は多いもの。便秘は器質性便秘と機能性便秘の2つに大別できます。主な便秘の原因と解消方法、便秘を引き起こす病気について、消化器専門医が詳しく解説します。
◆女性の方が便秘になりやすいのはなぜ?
便秘は「週2日以下しか排便がない状態」と定義されることがありますが、便回数の減少ではなく、便の性質(便の量が少ない、便が硬い、便がなかなか出ない、残便感がある)を主な指標として、便秘と表現することもあります。

便秘は様々な原因で起こりますが、特に女性に悩んでいる人が多いようです。実際、女性の場合は男性よりも骨盤が広く、腸が骨盤内に落ち込んで、たるみやすいため、便が大腸に滞留する時間が長くなります。この間に便が硬くなり、便秘になりやすい傾向があるようです。また、女性のほうが腹筋や横隔膜の筋力が弱いために便を排出する力が弱いことも影響しているのでしょう。

便秘についてのメカニズムと、原因となる病気、解消法について解説します。
◆出したいときには早めにトイレへ! 正常な排便のメカニズム
おおまかにいうと、食べ物は口から食道、胃、小腸、大腸、直腸の順番に通ります。まず胃に食べ物が入ると、胃から大脳に信号が送られ、反射的に大腸はぜん動運動を開始します。大腸にはほとんど消化機能はなく、水分を吸収して糞便を作ります。小腸までに消化された1~2Lのかゆ状の液体から、200~250mlの便が作られます。

この糞便は次に直腸に送られ、直腸内に溜まってくると圧が高まり、脳に「便が来た」という信号が送られるのです。この指令により便意が起こり、肛門括約筋の緊張を緩め、直腸のぜん動が強くなると排便が起きます。

この排便反射は20秒間隔で繰り返し起こりますが、数分で止まってしまいます。便意があるのに排便を我慢することを繰り返していると、直腸内の圧が高まっても便意を感じなくなり、習慣性の便秘の原因となってしまうのです。

次に、この排便のしくみをもとにして、便秘のメカニズムと種類を見てみましょう。
◆便秘の原因・種類
便秘には腸そのものに通過障害がある器質性便秘と、排便に関わる機能や自律神経に原因がある機能性便秘の2つに大別されます。

■器質性便秘
便の経路である消化管(胃→小腸→大腸→肛門)に、物理的な障害があることが原因で起こる便秘。先天性のものと後天性のものに分けられます。生まれつきの腸管自体の異常をはじめ、腸管壁のポリープなどで腸管が通りにくくなることによって生じる便秘です。

1. 先天性の器質性便秘の原因
・巨大結腸症(先天的に排泄に必要な腸の運動が起こりにくいために、腸内に便やガスが滞留してしまい、その結果、腸管が拡張して、結腸が巨大化してしまう疾患)
・結腸過長症(先天的に結腸が過度に長いもので、S状結腸が長い場合が多い)

2. 後天性の器質性便秘の原因
・大腸がん、直腸がん(腫瘍による通過障害)
・大腸ポリープ(ポリープによる通過障害)
・腸管癒着、腸閉塞(癒着した腸のために腸管運動がうまくいかない)
・開腹手術後(手術により、腸管が癒着する)
・子宮筋腫、卵巣のう腫など(いずれも腸を外から圧迫するため)

■機能性便秘
機能性便秘は、急性便秘と慢性便秘にわけられます。

急性便秘とは、食生活の変化や精神的要因等の原因によって起こる、一時的な便秘のこと。例えば、ダイエットを始めて急激に食事量が減ったり、水分摂取が減ったり、女性の場合は、妊娠したり、月経の前に発症する便秘です。この場合は原因が解消されることで自然に元に戻ります。

慢性便秘とは、比較的長期にわたって続く大腸の機能異常に基づく便秘のこと。慢性便秘は、さらに細かく、弛緩性便秘・直腸性(習慣性)便秘・痙攣性便秘の3つに分けられ、ほとんどの便秘はこの中のいずれかに当てはまります。以下で順に解説しましょう。

1. 弛緩性便秘の症状
主に腹筋力の低下により、全体的に便を送り出す力が弱まり、腸の動きが悪くなることが原因で起こる便秘。常習便秘のそのほとんどを占めます。高齢者や妊娠経験者に多くあらわれる症状です。

腹痛などの強い症状が出ることは少ないですが、便秘が長く続くと腹部膨満感、食欲不振などの症状を起こします。

2. 直腸性(習慣性)便秘の症状
糞便が直腸内に送られても正常な排便反射が起こらず、直腸内に糞便が停滞する便秘。排便のしくみにも書きましたが、排便反射は我慢していると数分で止まってしまうという性質がありますので、時間がないなどの理由で、便意があるのに排便を我慢することを繰り返すうちに、直腸が鈍感になってしまい、便が肛門の近くまで来ているのに、なかなか出せないといった状態になります。

長い間、腸内に溜まっている便は、水分がかなり吸収されていますので、とても硬い便が排泄されます。

3. 痙攣性便秘
弛緩性便秘とは逆に、大腸のぜん動運動が強すぎるために起こる便秘で、日頃のストレスや睡眠不足等により、副交感神経の過緊張などが起こり、腸が過敏に反応し、痙攣した状態になって便の通りが悪くなることで起こります。便意は強いのですが、なかなか出すことができず、出たとしてもごく少量のコロコロとした硬い便であったり、残便感があったりします。

ストレスの他にも、下剤の乱用によって発症したり、過敏性腸症候群の便秘型としてあらわれたりすることがあります。この便秘では、腹痛を訴えることが多く、特に食後に痛むことがよくあります。

機能性便秘の原因
・繊維の少ない偏った食事もしくは小食
・便秘薬常用者(薬の刺激で便意を催させるので、腸の機能が低下する)
・加齢(腹筋などの筋力低下、腸管の運動機能低下など)
・睡眠不足(排便コントロールをする自律神経が不安定になるため)
・痔(排便で痛みが出るために、自然と排便を我慢してしまう)
・高血圧治療中(降圧剤の利尿剤は、体内の水分不足から便が硬くなることも)
・過敏性腸症候群(自律神経のバランスが崩れて)
・自律神経失調症(自律神経のバランスが崩れて)
・薬によるもの(抗精神病薬や抗うつ薬など)
・甲状腺機能低下症(甲状腺ホルモンの低下で、腸のぜん動も悪くなる)
・糖尿病(腸を栄養する血液の流れが悪くなる)
・パーキンソン病(食事量低下や、運動量低下、自律神経障害などが原因で)
・膠原病(強皮症など)

 Posted by at 10:27 PM
9月 212018
 

ハフポスト日本版 によると。

自民党の杉田水脈衆院議員が、同性カップルを念頭に「生産性がない」などと主張して批判を受けた問題で、杉田氏の寄稿を掲載した月刊誌「新潮45」が、9月18日発売の10月号で「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」と題した反論を特集した。
編集部は「LGBT当事者の声も含め、真っ当な議論のきっかけとなる論考」だとして、教育研究者・藤岡信勝氏、文芸評論家・小川榮太郎氏、元参院議員の松浦大悟氏らの寄稿を掲載。
なかでも、小川氏の「政治は『生きづらさという主観を救えない』と題した寄稿文が物議を醸している。

小川氏は、LGBTについて「性的指向」ではなく「性的嗜好」と表現。「LGBTという概念について私は詳細を知らないし、馬鹿らしくて詳細など知るつもりもない」との姿勢を示した。
さらには、LGBTの権利と性犯罪者である痴漢の権利を同列に並べ、その権利を認めるべきではない立場で、以下のような主張を展開した。
▼以下、小川榮太郎氏の寄稿文「政治は『生きづらさ』という主観を救えない」より抜粋。
「LGBTの生き難さは後ろめたさ以上のものなのだというなら、SMAGの人達もまた生きづらかろう。SMAGとは何か。サドとマゾとお尻フェチ(Ass fetish)と痴漢(groper)を指す。私の造語だ。ふざけるなという奴がいたら許さない。LGBTも私のような伝統保守主義者から言わせれば充分ふざけた概念だからである。
満員電車に乗った時に女の匂いを嗅いだら手が自動的に動いてしまう、そういう痴漢症候群の男の困苦こそ極めて根深ろう。再犯を重ねるのはそれが制御不可能な脳由来の症状だという事を意味する。
彼らの触る権利を社会は保障すべきでないのか。触られる女のショックを思えというか。それならLGBT様が論壇の大通りを歩いている風景は私には死ぬほどショックだ、精神的苦痛の巨額の賠償金を払ってから口を利いてくれと言っておく。」
ここで、あらためて確認しておきたい。
小川氏の主張は何が問題なのか。そもそも、性的指向と性的嗜好の違いとは? そして、LGBTを理解する姿勢はどうしたら生まれるのか。
LGBTの就職支援や企業研修などを手がける株式会社Jobrainbow代表取締役社長・星賢人氏に聞いた。

性的指向と性的嗜好は違う
小川氏は、LGBTを性的嗜好と論じ、「性的嗜好など見せるものでも聞かせるものでもない」と書いている。
そもそも、性的指向と性的嗜好の違いとは? 星氏はこう説明する。
「性的指向は、”恋愛や性愛”の対象をどの性別にするか。
性的嗜好は、”性的な興奮”を何に対して感じるか。
異性を愛すること(ヘテロセクシュアル)、同性を愛すること(ゲイ、レズビアンといったホモセクシュアル)、誰も愛さないこと(アセクシュアル)、などは性的指向にあたります。
逆に、例えば、SMプレイや、太った人、年配の女性/男性、などに対して性的興奮を覚えることは性的嗜好にあたります。
重要なのは、性的指向とは異性愛を含めた”誰を愛するか”という点で、いわゆるベッドの上の話だけに留まらない、私たちの社会生活の基礎に関わる性のあり方であるということです」
つまり、LGBTは性的嗜好ではない。性的指向は、どの性別を好きになるか/ならないかを表すものだ。ベッドの上の話ではなく、「社会生活の基礎に関わる性のあり方」なのである。
「例えば、異性愛のカップルが手を繋いでショッピングをしている時、男女で結婚した家族が子供たちと遊んでいる時、私たちはそれを微笑ましく思っても、”性的な興奮”に紐付けたりはしません。
同じように、同性愛者が同性のパートナーと一緒にいる時、それは常に”性的な興奮”に基づいた関係だけではなく、”愛情”といった深い結びつきを感じているのです」

「新潮45」2018年10月号に掲載された小川榮太郎氏の寄稿文「政治は『生きづらさ』という主観を救えない」

トランスジェンダーは性自認
小川氏は、「レズ、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー……そもそも性的嗜好をこんな風にまとめることになんの根拠もない」と主張する。
LGBTをまとめて「性的嗜好」だと小川氏は論じているが、LGBは、好きになる性を表す「性的指向」の概念で、Tは「性自認」に関する言葉である。
トランスジェンダーは、身体の性と自己認識としての性が一致しないことやその人を指す。
性自認とは? あらためて星氏に説明してもらった。
「性自認とは、自分をどの性別だと思うか。
自身の”性のあり方”をどう自認しているか、という点で、性的嗜好や性的指向とは異なる考え方になります。
例えば、多くの場合、戸籍上の性別と性自認は一致しているものと考えられていますが、男性として戸籍上生まれていても、性自認が女性の方もおり、これがトランスジェンダーになります。
LGBTと一括りにしても、そこにはゲイやレズビアン、バイセクシュアルといった性的指向が多数派と違う方と、トランスジェンダーといった自身の生まれた時の性別と性自認に違和感がある方という、異なる性のあり方が存在しています」

LGBTと痴漢の権利を同列扱い、強い違和感
さらに小川氏は、性犯罪者である痴漢の人権とLGBTの人権を同列に並べ、人権を認めるべきではないと主張する。星氏はこの点に「怒りを感じる」と語った。
「強い違和感を覚えるのは、小川氏の論考の中で、LGBTを性的嗜好と位置づけ、それを同意の無い人権侵害行為である”痴漢”などと同列に扱い、人との人との愛のあり方を完全に否定していることです。
(LGBTを)人権侵害と同列にすることに怒りを感じます」
…..
果たして、小川氏のように、LGBTを理解する姿勢を示さない人たちと、どう向き合えばいいのか。
企業のLGBT研修も実施する星氏は、研修前の事前アンケートでも「知りたくない」とコメントする人はいると明かす。しかし、研修を受けてLGBTを理解することで、感想は変わるという。
「LGBTの存在を実感していなかった人も、当事者が7.6%。13人に1人いること、隣に座っているかもしれないことを知って驚きます。
(当事者は)一般生活では困っていないと思われている部分もありますが、当事者のライフヒストリーを聞き、ホモネタで笑うことで傷つく人がいることなど、人の痛みを知り、理解を示していきます」
星氏は、当事者が身近にいることや、実際に抱えている困難を知ることで、関心のなかった人の態度は変わっていくと話す。
「LGBTは、性的嗜好だ」という無理解による偏見。それを変えていくためには、これからも「知りたくない」という人に対しても知ってもらう努力を惜しむべきではない。星氏の話を聞いて、強くそう感じた。

 Posted by at 10:47 PM
9月 152018
 

THE ANSWER によると。

 フィギュアスケートのロンバルディア杯(イタリア・ベルガモ)が13日、開幕。男子ショートプログラム(SP)では平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(トヨタ自動車)が104.15点でトップ発進を決めた。新ルールの適用で今季開幕前に得点記録がリセット。それでも自己ベスト104.87点に迫る好発進だ。現地メディアも「恐ろしいほど凄まじいSP」と称賛している。
 宇野は冒頭の4回転フリップを成功。続くコンビネーション、4回転―2回転トウループ、演技後半のトリプルアクセルはしっかりと決めた。2位のアンドレイ・ラズキン(ロシア)に15点以上の差をつけて貫録のトップ発進。イタリアのスポーツ専門メディア「OAスポルト」は「男子シングルのショウマ・ウノ、高得点演技で既に試合を支配」と3連覇へ好スタートを切った宇野の演技を高く評価している。
「男子シングルではショウマ・ウノが堅実にかつ絶対的な1位をもたらした。ロドリーゴ・イ・ガブリエーラの代表曲『天国への階段』の用いた恐ろしいほど凄まじいショートプログラムの後だった」
 記事ではこう伝え、宇野の演技をレポート。「これら全てのエレメントに+3や+4という高得点のGOEが付けられた」として、今季からの新ルールで11段階(+5~-5)となった出来栄え点(GOE)で早速3点以上の加点を得たことを伝えている。
「スピンや高難度のコンポーネンツを重ねた素晴らしい演技によって、このニッポン人スケーターは100点以上の成績で頂点を掴んだ。具体的には104.15(57.65、46.50)点をいきなり達成したのだ」
 過去2年連続で表彰台の頂点に立っている相性の良い大会。開幕前から現地の注目度も高いが、堂々の演技で銀メダリストらしさを存分に発揮している。

 Posted by at 10:07 PM
8月 312018
 

デイリースポーツ によると。

 今年2月の平昌五輪でフィギュアスケート男子66年ぶりの連覇を達成した羽生結弦(23)=ANA=が日本時間31日、練習拠点のカナダ、トロントで練習を公開し、今季のプログラムを発表した。フリーは「Origin」、SPは「秋によせて」。幼少期からの憧れの存在だった06年トリノ五輪金メダリストのエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)、元全米王者のジョニー・ウィアー(米国)の代表曲で、自らの「原点」を表現する。また、フリーではまだ成功例のないクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に、今季中に挑戦する意向を明かした。

 羽生との一問一答4は次のとおり。

 -新ルールとなり、得点がリセットされるが、記録と呼ばれる得点は狙っていきたい?

 「特にはないです。もうあの、自分としては(昨季までの採点で)あの3つのプログラム、SEIMEI、バラード第1番、そしてホープ&レガシーが、記録(歴代最高得点)として残ったのはすごく、正直いってビックリしましたし、あとはもう正直いって、すごく嬉しいなっていう気持ちもあった。あとはもう若い世代が、若いっていっても自分と3つぐらいしか違わないけど、その世代が新しいルールになって、どういう風に戦っていくのかもある意味楽しみではあります。まあ自分は自分で、もうあの(自分が持っていた)記録たちとは戦えないですけど、ただ、自分は自分で楽しみながらやりたいなと思います」

 -オーサーコーチは新ルールは、羽生選手にいいんじゃないかと言っていたが。

 「僕は特に、う~ん、ルールに関して有利とか不利とか、感じたことはないですね。とにかくルールっていうのは、それに則って勝ち負けが決まって、それに則って、ある意味それが基準になって、自分たちがうまくなったりしていかなきゃいけない指標みたいなものなので。別にルールがどうのこうのよりも自分がその指標に合わせて、基準に合わせて強くなっていければいいかなと思います」

 (続けて)

 「ただ、1つだけ言わせてもらうと、僕ら4分半が4分に変わったというのは、たぶん見た感じ、4分になって楽になったんじゃないか、ジャンプが1個減ったしと思われるかもしれないですけど、実は4分の方がキツいというのは最近感じてます。忙しいんですよ、ジャンプ1本なくなって、ジャンプは1本20秒ぐらい使うか使わないかぐらいで跳べますし、トリプルなら僕たちは助走含めてランディングまで10秒ぐらいでとべるので、そうすると20秒削られることになる。なのでその分忙しくはなりますし、いろいろ勉強しながら、研究しながらプログラムを作らないとなと思ってました」

 Posted by at 10:41 PM
8月 272018
 

AERA dot. によると。

 ウォーキングや筋トレなど、日常的に運動する習慣のあるシニアは多い。超高齢化社会を迎え、介護予防や血圧の値の改善など運動による健康増進効果が注目されているからだ。運動にはプラスの効果もあるが、やりすぎは禁物。ケガや突然死のリスクを高めることにもなりかねない。

【あなたはできる? ロコモ度チェックの「立ち上がりテスト」はこちら!】
 神奈川県在住のマサオさん(61)は、10年ほど前に禁煙したが、食欲が増し、気がつくと標準体重より12キロオーバー。人間ドックで診察医から指摘を受けたこともあり、一念発起してウォーキングを始めた。

 1日20~30分ほど歩くようになって半年。おなか周りの肉が減り、体が軽くなったマサオさんは、「よし、次はランニングにもチャレンジ!」と決意する。

 だが、走り始めると胸の真ん中あたりに差し込むような痛みが現れた。家族の心配もあって病院を受診。医師から「狭心症の疑いがある。このまま運動を続けると命に関わる」と言われてしまった。

 運動による血圧改善や認知症予防、介護予防など、さまざまな健康増進効果が注目され始めた昨今、多くのシニアがライフスタイルの中に運動を取り入れるようになった。厚生労働省の国民健康・栄養調査(平成28年)によると、現在、運動習慣のある人(1回30分以上の運動を週2回以上実施し、1年以上継続している人)は、65歳以上の男性で46.5%、女性で38.0%。国民全体の平均(男性35.1%、女性27.4%)より高い。

 シニアの運動について、循環器内科医でスポーツドクターの真鍋知宏さん(慶応義塾大学スポーツ医学研究センター)は“やりすぎ”に注意を促す。

「運動は健康にとってプラスの効果が期待できるのは確かですが、例えば、高齢になるほど動脈硬化によって血管のしなやかさが失われる。もともと血圧が高めなシニアにとっては、運動不足だけでなく、過度な運動も健康を損なうリスクになりかねません」

 シニアの運動がもたらすリスクは、皮膚の劣化や貧血、骨折、足の変形など多岐に及ぶ。

 Posted by at 11:39 AM
8月 252018
 

スポーツ報知によると。

 男子フィギュアスケート2010年バンクーバー五輪銅メダリストで今季現役復帰を表明した高橋大輔(32)が左足内転筋を肉離れし、プリンスアイスワールド広島公演(18、19日、広島サンプラザホール)とフレンズオンアイス(24~26日、コーセ新横浜スケートセンター)での演技を見送ることを17日、自身のホームページで発表した。
 両アイスショーで今季の新プログラムを披露する予定だった高橋は、年末の全日本選手権の予選を兼ねる近畿選手権(10月5~8日、尼崎スポーツの森)でのぶっつけ実戦復帰が決まった。
 16日に病院で検査。足の状態は深刻ではなく、あくまでも試合をみすえて大事をとった。以下、ホームページに掲載された高橋のコメント。
 「競技会復帰に向けてトレーニングを重ねてきましたが、練習中に怪我をしてしまい、検査の結果、軽度の左足内転筋肉離れと診断されました。ドクターやトレーナーと相談し、誠に残念ですが、大事を取ってプリンスアイスワールド広島公演およびフレンズオンアイスでの滑走を取りやめとさせていただきます。応援いただき両公演を楽しみにしてくださっていた皆様、主催者をはじめ関係者の皆様には、ご心配とご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございません。プログラムを滑ることはできませんが、両公演とも氷上にて皆様にご挨拶をさせていただきたいと思います」

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8月 222018
 

HOLICS によると。

ブラウン、ボルドー、オレンジetc…「秋色」の新作アイテムが、ユニクロ&GUから続々と到着中です。今すぐ着られる素材感だけど秋のおシャレ気分も味わえる、優秀なブリッジアイテムをピックアップします!

GU ボクシープルオーバー¥1490 ボクシープルオーバー(5部袖)¥1490/GU ※一部店舗のみ販売(売切れ次第販売終了)
使いやすいブラウン系オレンジトップス
GU ボクシープルオーバー¥1490

ハイウエストのボトムに合わせやすい、ショート丈のトップス。ブラウンに近い深みのあるオレンジは、カラーアイテム初心者でも取り入れやすいのでおすすめです。

ユニクロ Vネックセーター ¥2990 Vネックセーター ¥2990/ユニクロ(売切れ次第販売終了)
トレンドのくすみピンクをシンプルニットで
ユニクロ Vネックセーター ¥2990

優しいカラーのトップスは、清潔感もあり品よく見えるので職場でも好印象。デコルテをきれいに見せてくれる深めのVネックなら、美人見えにも成功します。

ユニクロ レーヨンエアリーオープンカラー ブラウス ¥1990 レーヨンエアリーオープンカラーブラウス¥1990/GU(売切れ次第販売終了)
落ち着きのあるグリーンでこなれ感を
ユニクロ レーヨンエアリーオープンカラー ブラウス ¥1990

着心地のいいブラウスに、旬色のこっくりグリーンが登場。抜け感のある襟の開きと、とろみ素材で大人のこなれ感もたっぷり。華やかでありながらも派手になりすぎず、お仕事やオケージョンなど、いろいろなシーンに使えます。

GU Vネックブラウス(7部袖) ¥1990 Vネックブラウス(7部袖) ¥1990/GU(売切れ次第販売終了)
話題のボルドーをブラウスで取り入れて
GU Vネックブラウス(7部袖) ¥1990

オフィスコーデにもピッタリなボルドーのとろみシャツ。パンツにもスカートにも合わせやすい着回しがきくデザインなので、毎日のお仕事服としても活躍しそう。

ユニクロ リブハイネックT ¥1000 リブハイネックT¥1000/ユニクロ(売切れ次第販売終了)
程よくフィットするラインで美人見え
ユニクロ リブハイネックT ¥1000

ユニクロの人気定番アイテム「リブハイネックT」。今なら1枚で、秋が深まってきたらインナーとして、使い勝手のいいトップスです。カラバリも豊富なので、”色違買い”もおすすめ!
暑さが残る毎日ですが、秋の服が恋しくなってくるタイミング。今すぐ着られる秋色アイテムで、おしゃれを先取りしちゃいましょ!

 Posted by at 12:13 PM